本講座では、Javaによる業務システムのバックエンド開発において、
保守性の⾼い設計と、実務品質の品質確保を独⼒で⾏えるエンジニアを⽬指します。
⽂法の習得にとどまらず、
- 変更に強い設計(カプセル化‧継承‧ポリモーフィズム)
- 異常時にも処理を⽌めない例外設計
- null安全‧ログ‧リソース管理といった、運⽤を⽀える作法
- デバッガを⽤いた障害原因の特定
まで扱います。
「動くコードは書けるが、レビューで指摘される」
「仕様変更のたびに、あちこち直すことになる」——
現場で頻発するこの課題を、設計で解決できる状態を⽬指します。
Javaフルスタック開発コースのSTEP02にあたる講座で、単独でも受講できます。
この講座におすすめの⽅
- Javaエンジニアとして、設計まで含めた開発⼒を⾝につけたい⽅
- ⽂法は分かるが、保守性の⾼いコードの書き⽅が分からない⽅
- レビューで「変更に弱い」と指摘された経験がある⽅
- テストや運⽤中⼼の業務から、開発領域へステップアップしたい⽅
- IT業界でのキャリアを⽬指している⽅
※プログラミング未経験から受講できます。
学習ロードマップ(全16モジュール‧51.6時間)
■ 基礎(JV-02-01〜06 ∕ 約19時間)
開発環境構築と最初のプログラム
変数‧データ型‧演算⼦
条件分岐(if∕switch)
繰り返し(for∕while)
メソッド(処理の部品化)
配列‧コレクション‧ジェネリクスの基礎
■ オブジェクト指向(JV-02-07〜11 ∕ 約17時間)
クラス‧インスタンス‧フィールド
メソッド‧コンストラクタ‧static
パッケージ‧アクセス修飾⼦‧カプセル化
継承
ポリモーフィズム‧抽象クラス‧インタフェース
→ この段階で「既存コードを変えずに機能追加できる設計」に到達します
■ 標準API(JV-02-12〜14 ∕ 約8時間)
String(⽂字列操作)
例外処理
⽇付‧時刻とenum
■ 実務品質(JV-02-15〜16 ∕ 約7時間)
ラムダ式‧関数型インタフェース‧Stream API
実務仕上げ:Optional‧例外実践‧ログ‧デバッグ‧Javadoc
各モジュールは前のモジュールの「限界」から始まります。
「今のやり⽅では何ができないか」を体験してから、それを解決する技術を学ぶ構成です。
⽬標とするレベル
本講座は、ITスキル標準(ITSS)レベル3を⽬標としています。
【ITSSレベル3とは】
要求された作業を全て独⼒で遂⾏するレベル。
専⾨を持つプロフェッショナルを⽬指し、必要となる応⽤的知識‧技能を有する。
【本講座修了時の到達⽬標】
与えられた業務仕様に対し、クラス設計から実装‧デバッグ‧品質確保までを独⼒で遂⾏できる。
オブジェクト指向設計(カプセル化‧継承‧ポリモーフィズム)を⽤いて、
既存コードを変更せずに機能追加できる構造を選択でき、
例外処理‧null安全‧ログ‧リソース管理を⽤いて、運⽤可能な品質のコードを書ける。
エラーメッセージおよびデバッガを⽤いて、障害の原因を独⼒で特定し修正できる。
※本講座教材で⽤いる到達⽬安(Bronze基礎 ∕ Bronze ∕ Silver ∕ 実務)は、
Oracle認定Javaプログラマ資格を基準とした独⾃の表記です。
本講座修了時の到達⽬標が、ITSSレベル3に相当します。
習得できるスキル
- Javaの⽂法とオブジェクト指向プログラミング
- 変更に強い設計(カプセル化‧継承‧ポリモーフィズム‧抽象化)
- コレクションとジェネリクスによる型安全なデータ管理
- 例外処理による異常系の制御(業務エラーとシステムエラーの分離)
- Optionalによるnull安全なコード
- ログレベルの設計と、運⽤を⾒据えた記録
- try-with-resourcesによるリソース管理
- Javadocによるメソッド契約の⽂書化
- IDEデバッガによる障害原因の特定
- Stream APIによる宣⾔的なデータ処理
作れるようになるもの
- 業務仕様に基づく在庫管理システム(設計から実装まで)
- 既存コードを変更せずに機能追加できる、拡張性の⾼いクラス構造
- 1件の異常データで処理全体が停⽌しない、堅牢なバッチ処理
- 実務品質のサービスクラス(null安全‧ログ‧Javadoc完備)
⽬指せる資格
Oracle認定Javaプログラマ Bronze(前半モジュールが対応)
Oracle認定Javaプログラマ Silver(後半モジュールが対応)
学習の進め⽅
各モジュールは、以下の流れで進みます。
- まず困る(今のやり⽅では何ができないかを体験する)
- 知識‧概念説明
- さわってみる(写経)
- できる(⼩演習)
- 作ってみる(制作課題)
- できる(チェックリスト)
- まとめテスト
制作課題では、実装の⼿順は⽰しません。
仕様と検算値だけをお渡しし、実装⽅法はご⾃⾝で考えていただきます。
独⼒で設計‧実装する経験こそが、実務で通⽤する⼒になるためです。
つまずいた際は、各モジュールに⽤意した「つまずき分岐」表
(症状→原因→対処)を使って、⾃⼰解決する練習をします。
評価⽅法と修了認定
【評価の⽅法】
以下の方法で評価を行います。
- 各モジュールの制作課題:定められた合格基準と検算値により、動作を確認して判定します
- 各モジュールのまとめテスト:知識確認(記述式)および実技確認を⾏います
- 修了総合試験:100点満点で評価します(設計30点∕実装40点∕品質30点)
【修了認定の基準】
以下のすべてを満たした⽅を修了と認定し、修了証を発⾏します。
- 総授業時間の8割以上を受講していること(補講による振替受講を含みます)
- 全16モジュールの制作課題が、合格基準を満たしていること
- 修了総合試験で60点以上を得ていること
※基準を満たさない場合は、具体的な理由をお伝えして再提出をお願いします。
再提出の回数に制限は設けていません。
受講料‧受講形態
【受講料】
350,000円(税込)
※教材費を含みます。別途費⽤はかかりません。
【総授業時間】
51.6時間(全16モジュール)
【受講期間】
約3か⽉(週2回×3時間)
【受講形態】
オンラインによる同時双⽅向⽅式(Web会議)
- 講師が全ての回に参加し、演習中も画⾯共有でサポートします
- 平日夜間に開講しています
- やむを得ず欠席された回は、担当講師が別日程で補講を実施し、振替受講いただけます(補講も同時双方向のライブ形式で行い、通常回と同一の講義・演習を実施します)
受講に必要な環境
【PC】
OS:Windows 10/11、macOS 12以降、Ubuntu 22.04以降
メモリ:8GB以上(16GB推奨)
ストレージ空き容量:5GB以上
【ソフトウェア】いずれも無料
JDK 17(Adoptium Temurin)
IntelliJ IDEA Community Edition
※インストール⼿順はお申込み後にご案内します。
前提知識
基礎的なPC操作(ファイル‧フォルダの操作)
※プログラミングの前提知識は不要です。まったくの未経験からお始めになる場合は、STEP01(プログラミング入門)からの受講をおすすめします。
アンケート調査へのご協⼒について
本講座では、教育訓練の質を継続的に改善するため、以下の調査を実施しています。
- 修了時アンケート:講座の修了時に実施します
- フォローアップ調査:修了から約1年後に、メールでご依頼します
ご回答はすべて統計的に処理し、個⼈が特定される形で公表することはありません。
集計結果(満⾜度、受講者の声、改善した点)は、本ページで公表します。
調査の詳細は、受講開始前にご説明し、同意をいただいたうえで実施します。
受講者の声‧アンケート結果
※第1期修了後(2026年11⽉予定)に掲載します。
よくあるご質問
Q. プログラミング未経験でも受講できますか?
A. はい。開発環境の構築から始めるため、未経験の⽅でも受講いただけます。
Q. ⽋席した場合はどうなりますか?
A. 担当講師が別日程で補講を実施します。補講の出席も受講時間として記録されます。
Q. 制作課題が合格しなかった場合は?
A. 具体的な理由をお伝えして再提出をお願いします。回数の制限はありません。
Q. Javaフルスタック開発コースとの違いは?
A. 本講座は、フルスタック開発コースのSTEP02(バックエンドプログラミング基礎)にあたります。
単独でも受講できます。
Q. 法⼈での申込みはできますか?
A. 承っております。お問い合わせください。
お問い合わせ
本コースに関するお申込み‧お⼿続き‧ご質問は、以下のお問合せフォームよりお願いいたします。
https://plusv.jp/contact/